シングルマザーの方も、これからシングルマザーになろうとお考えの方も、皆さまこんにちは!
筆者は、間も無くシングルマザー歴3年のものです。
離婚が決まった時、親に実家に戻ってくるように言ってもらえて、そのようにしたのは良いけれど、親と毎日顔を突き合わせて生活するのにも、精神的にだいぶくるものがありました。
そこで、引越しを考え実行することにしたのですが、その時の経験がどなたかの参考になればと思い、記述させていただきますね。
母子家庭で二人暮らしをするための引越し費用は何円くらい!?
まず、引越し業者に支払った費用と、新しい家具や家電の新調などでかかった費用は50万円ほどでした。
その内訳として簡単に記すと、下記の通りです。
◎引越し業者に支払った費用:10万円
◎洗濯乾燥機・エアコン・電子レンジ・炊飯ジャー・お湯のポットなど:23万円
◎シェルフなどの家具:7万円
◎その他、雑貨小物など:10万円
ちなみに、テレビやテレビボード、冷蔵庫やPCなどは、自分の手持ちのものを引越し先に持っていくような形でした。
また、冬でしたが、ガスファンヒーターもありましたので、エアコンは一機のみの設置として、また、夏までにお金を貯めてもう一機買う予定で金額の設定しました。
もう少し、リサイクル家具やリサイクル家電などを活用すれば、10万円くらいはリーズナブルに用意できたかと思います。
また、幸いにも、礼金保証人ナシ住宅でかつ、引越し月の家賃も0円サービス物件でしたので、部屋にかかった費用は、敷金のみと、こちらもラッキーでした。
もし、お得な物件をお探しの場合は、府営や市営などの公営住宅に申請してみることをお勧めします。
決定は抽選でされることがほとんどですので、確実に当選するかどうかもわかりませんが、シングルマザーの場合、当選確率を二倍にしてくれる制度などもございますので、それらを活用し、賢くお引越しできると良いですよね!
シングルマザーが実家を出るために貯めるべきお金とは!?
上記で、引越しに50万円ほどかかったとお伝えしましたが、その他にも備えておくべきお金もあります。
可能であれば、何かあった時のために、数ヶ月分の家賃や光熱費分も貯金しておくことです。
もし、貯金があまりな位にも関わらず、どうしても実家を出ていかねばならない事由があり「どうしよう?」とお困りの場合は、『母子寡婦福祉資金(ぼしかふふくしきん)』制度を利用し、一時的に国から転居用のお金を借りると言うことも可能です。
『母子寡婦福祉資金』は、母子家庭のママさんが、国からかなりの低利子でお金を貸して貰える制度です。
この制度を利用すれば、最低限これからの暮らしに必要な分の貯金を少しでも自身の手元に置いておいたまま、国からお金を借りて、少しずつ返済していくことができるのです。
また、『母子寡婦福祉資金』は、借りた後すぐに返済が始まるわけではなく、転居にかかる費用の場合、6ヶ月間の猶予期間があります。
ですので、その猶予の6ヶ月間の期間中に生活を立て直して、暮らしが落ち着いてきた頃から、借りた費用の返済を少しずつ始められるという優れものなのです。
シングルマザーの引っ越しについてのまとめ
いかがでしたか?
やはり、どんな時にも言われている『先立つ物は…』という言葉通り、お金がないと何も始まりませんよね。
特に引越しとなると、子供と暮らすためにそれなりのスペースがあるお部屋を探さねばならなかったり、新しい家具や家電なども購入する必要もあります。
そんな時に、自分自身の貯金がたくさんあれば問題ないのですが、
「この貯金崩すのがちょっと怖いなぁ…」というシングルマザーの方々も多くいらっしゃるかと思います。
そんな時には、ぜひ国からの『母子寡婦福祉資金』を賢く活用することで、今後始まる新たな生活を安定したものにしましょうね!
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