イラストレーターのバージョンとは? わからない時に読んでみて!

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Adobe(アドビ)から出ている Illustrator(イラストレーター)こと、通称イラレというアプリケーションをご利用中の皆さまこんにちは!

筆者もイラレが大好きで、10年以上イラレとともに人生を歩んでまいりましたが、いまだにこの『イラレのバージョン』にやきもきしてしまうシーンが多々あります。

今回はそんな『イラレのバージョン』についてのお話です!

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イラストレーターの『CC』って何なの!?


新しいイラストレーターをご利用中の方は、この『CC』がついた『Illustrator CC』というイラレのアプリケーションを使用されているのではないでしょうか?
そもそも、この『CC』とは一体なんの事なのでしょうか。

実は、『CC』とは、
Creative Cloud(クリエイティブクラウド)を省略したワードのことです。

『CC』になる前は『CS』というバージョン表記で、アドビはイラストレーターをパッケージ販売していました。
家電量販店やアマゾンなどから購入したパッケージを自宅のPCにインストールしてアプリケーションを使用する方法のことです。

それが、『CC』になってからは、WEB上からイラレのアプリケーションをPCにダウンロードし、インストールしてから使用するスタイルに変わりました。
ですから『クラウド』という言葉がバージョン名についているのです。

また、『CC』になってからは、月額もしくは年額での契約のため、アプリケーションダウンロード時以外にも、初回のアプリケーション起動時や1ヶ月ごとに、ネットへの接続が必須となり、その際にライセンスのチェックが入るのです。(年間プランの場合は99日ネット接続がなくても使用できます。)

ただし、1ライセンスにつき、PC2台までアプリケーションを利用することができるので、筆者は自宅のデスクトップとお打ち合わせ用に持ち運ぶノートPCにもイラストレーターを入れており、便利でありがたいです。

イラストレーター『CS』って何!?

『CC』との互換性は?

上記でも少し触れましたが、『CS』は、2003年から20012年までアドビによってパッケージ販売されていたイラストレーターアプリのバージョンのことです。
『CS』は、『Creative Suite(クリエイティブスイート)』の略称です。

筆者も、仕事仲間や取引先の印刷会社さんにCSを使用している方々も多くいらっしゃるので、互換性についてのお話もしておきます。

【アートボードサイズが変わってしまう事件!】

イラストレーターCCで作成したデータをCS6で開いてしまうと、アートボードのサイズが変わってしまうことがあります。

印刷事故にもつながる様な重大な事案ですので、CS6で開く必要がある場合はイラストレーターCCのデータを保存する際、ダウングレードでCS6を指定し、保存してからCS6で開いてくださいね!

【均等配置(最終行左揃え)が変更された】

文字のお話で、行揃えで最終行左揃えを設定しているときに、イラストレーターCC2014以降、強制改行前の行にも行末揃え(ジャスティファイ)がかかってしまう様になったのです。

【透明機能が使えない】

印刷会社さんにもよりますが、なんらかの理由でイラストレーター8でしか入稿できないところも稀にあります。

そんな時、イラストレーターCCなどで、『ドロップシャドウ』や『ぼかし効果』などを使用しているデータの場合、ダウングレードしたとしても!イラストレーター8では、全く異なる見た目となって現れるのです。ですので、透明機能がついたレイアウトデザインを行う場合は、フォトショップで加工を施し、文字であっても画像としてイラレ上に配置する必要があるのです。

イラストレーターを使って何かをデザインする際、結構細部のレイアウトまでこだわって作り込んだりすると思います。
そんな時に、これらの問題は、結構大きな問題になったりもしますので、十分にご注意くださいませね。

イラストレーターのバージョンについてのまとめ

いかがでしたか?
イラストレーターの歴史は古く、1988年にリリースされて以降、2018年まで、続いています。そして2019年以降のこれからも、使いやすく機能的なツールとして発展していくことでしょう。

どんどんと新しい機能が増えて、使いやすくなっていく一方で、古いイラストレーターとの互換性に悩まされることも増えていくかもしれません。
そんな時のために、互換性について、注意深く観察する必要がありそうですね。

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