『療育教室』に子供を通わせようかお悩みの、ママ&パパの皆さまこんにちは!
私は息子を通わせたのですが、「通う!」と決めるまで、それはそれは不安でしたし、保育所にも行かせていたので、『療育教室』を優先して通わせて本当にいいのか凄く悩みました。
ですので、自身と息子のこの『療育教室に通った』体験が、どなたかの参考になれば…と思い、リアルを書いていきたいと思います。
療育教室は、子供と先生の距離がものすごく近い場所だった!?
『療育教室』へ通って初めに驚いたのは、5人の子供に先生が3人以上つくと言う事でした。
一般的に保育所などでは、2歳児の場合でも5人の子供に1人の先生と言った具合ですので、子供1.5人あたりに先生1人と言う、『子供たちと先生との距離感の近さ』にとても驚きました。
そして、実はこの『子供たちと先生との距離感の近さ』がとても大切だったのです。
家庭では、子供が『自分 VS 親』となるため、距離が近すぎて、「何かをしてほしい。」と思ったらすぐしてもらえる環境にあり、他人とのコミュニケーションに必要な感覚を掴みにくいのだそうです。
また、保育園や幼稚園では(うちの場合はこども園)、先生の人数が、2歳は5人に1人の先生・3歳からは10人に1人の先生となるため、子供が『自分 VS その他大勢 + 先生』と言う感覚になりやすく、何かを発信して分かってもらおうとしても、先生の方に余裕が無いのが現状だそう。
だからこそ、この『療育教室』の少人数制のクラスの現場で、子供が何かを伝えようとしたら直ぐに聞く体制を持てる先生の威力が発揮されるのです。
実際に『療育教室』に通わせてみて実感した事がありました。
うちの息子は、ボディータッチが苦手で、特に他人に触れられることは苦手でした。背中をポンとお友達に叩かれただけで泣いちゃうレベルです。
『療育教室』では、初め、息子が『自分とおもちゃ、自分とボール』と言うモノの世界だけで遊んでいたのですが、少しずつ『自分とおもちゃと先生、自分とボールとお友達』と言う人間関係の世界にほんのり変わってきました。
その頃には、ボディータッチの苦手意識が少し薄れてきたのです。まだまだ苦手なところもありますが、他人を少しずつ受け入れていく息子を目の当たりにして、私はとても感動しました。
療育教室では、定期的に子供を発達検査してくれる!?
もうひとつ、『療育教室』に通っていて良かったと思う事がありました。
それは、年に2回ほど、発達検査をしてもらえる事です。
お住いの地域にもよるかとは思いますが、うちの場合は春(6月)と秋(11月)くらいでした。
発達検査の内容としては、『療育教室』の先生の指示通りに、積み木をしたり、絵を描いたり、神経衰弱みたいなのをしたり、運動ができるか診てみたり…などなど、簡単な検査です。
一番最初に発達検査を受ける時は、息子を試しているようでちょっと嫌だなぁと思う事もあったのですが、それ以上に、我が子に対しての『我が子が今できる事できない事』、『今、現時点での成長段階はこう!』などなど、客観的な分析をされる先生方のご意見や検査結果、レポートを聞く事ができるので、「これはすごく息子の為になる!」と感じました。
今では、「これはできるようになった!」と聞けばすっごく幸せな気持ちになりますし、「今、息子は凄く頭を使って考えているなぁ〜!」と真剣な我が子を応援したくなったり、「次はここを伸ばしていけばいいのか!」と目標設定ができたり…などなど、有難いなぁと感じています。
また、この定期的な発達検査のおかげで、我が子をここから先、どんなふうに導けばいいのかと言う直近の目標がリアルにわかるので、息子を育てる私自身としては、『療育教室』の発達検査は、希望への道しるべの様な印象を持っています。
療育教室は子供と親にとってどんなところかについてのまとめ
いかがでしたか?
『療育教室』に通うと、どんなメリットがあるのか、感じていただけましたでしょうか。
私の住んでいる地域は田舎なので、はっきり言って『療育教室』への送迎が大変で面倒だなぁと思った事も実はあります。
ですが、通い出してみると、1週間ごとに子どもの成長をひしひしと実感できるので、とても嬉しい気持ちになったり、楽しみになったりと、ポジティブな気持ちがとっても大きくなっていきました。
何よりも、先生たちが、一人ひとりの子どもまでしっかりと目が行き届いていると言う事がとても良い事だと思います。
『療育教室』について、通ってみようかどうかとお悩みの方には、私はとてもおすすめしたいと感じております。
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