ご結婚式がお決まりのカップルの皆さまようこそ!
筆者もブライダル業界にて長く色々なカップルの皆さまと接してきましたが、
約8割のカップルの皆さまが、費用面で迷いや心配を抱えておいでのように感じています。
ちなみに、残りの約2割の方は、
「ここまでならお金をかけても大丈夫」と割り切っておいでの方や、
「親族がうるさくて、むしろ豪華な挙式披露宴にしなければならないので…」
と言った場合もございます。
色々なカップルのご事情もおありでしょうが、
かくいう筆者自身も結婚式の見積もりに驚愕したカップルのうちの1組でございます。
さて、費用面で心配事が尽きない結婚式ではございますが、
賢く節約し、ゲストにもご満足いただくためには、
どのように対策していけばいいのかを、お話ししてまいります!
結婚式を節約しすぎるとゲストに勘づかれる恐れも!?
まず、最も気にしなければならないのが、ゲストのことです。
せっかくおふたりのご結婚式を楽しみに、
ご準備してお祝いに駆けつけてくれたゲストが
ガッカリしてしまうような事態があってはなりません。
ここでは、ゲストがガッカリしてしまうのは
どんな時なのかをみていきましょう。
◎ウェルカムスペースに何もふたりをイメージできる物が無い:
これは、待ち時間の多いゲストにとっては、手持ち無沙汰にもなりますし、
当日「どんな新郎さんなのかな?」「どんな新婦さんなんだろう?」
とウキウキされているゲストが、「あれ?写真も何もないなぁ」とガッカリしてしまいます。
手作りをされたり、準備で忙しい場合はご友人に力を貸していただき、
ウェルカムスペースを彩るようにしましょうね。
◎ゲストテーブルに華やぎがない:
ゲストの皆さまは、これまでに多くの結婚式を
参列してこられた方も大勢いらっしゃることでしょう。
もし自分たちのテーブルにお花や装飾が無く殺風景な場合、
「これだけ?」と思われる場合もございます。
◎料理の品数が少ない:
一般的にはフルコースです。ですので、品数が少ないと、
ゲストはお料理も楽しみにいらっしゃるので、こちらも「あれ?」っとなってしまいますね。
◎お酒などのドリンクが自腹:
以前はよくありましたが、最近は少ないです。
フリードリンクだとゲストも安心です。グレードの高いものはい必要ありません。
ベーシックなもので構いませんので、ゲストに不自由がないように心配りが必要です。
◎披露宴中、一旦退場したのに『お色直し』がない:
ゲストは、披露宴中に退場したあとは
「次はカラードレスかな?お着物かな?」とワクワクしています。
ですので、お色直しがない場合でも、ヘアチェンジをしたりして印象を変える努力をしましょう。
◎引き出物が少ない:
これは、ご出身地によっても異なるのですが、
「引き出物はたくさんじゃないと!」とか、「引き出物には重みがないといけない!」とか
お考えの方も多くいらっしゃいます。
そこまでたくさん詰め込む必要はございませんが、
3〜5品、3000円〜5000円など、ご祝儀をいただく額と照らし合わせながら、
親族・上司・友人とお考えになられると良いでしょう。
結婚式で賢く節約をしながらも、お金をかけるべきところとは!?
続いて、節約も重要なのですが、
ここにはお金をかけたほうが良い!というところが1点だけございます。
それは、『料理』です。
これは、ゲストの皆さまが口にするものですので、最も大切と言えます。
ご結婚式のフルコースの場合、12000円・15000円・19000円・23000円など、
だいたいこんな感じでグレードが分かれています。
ブライダルフェアで出される見積もりや、お得なプランでのお料理は、
一番リーズナブルなお料理のコースが入っていることがほとんどです。
ですが、ここではお料理を真ん中ぐらいのコースのものに変更し、
単価アップしてでも、ゲストの満足度をお考えいただいた方がいいでしょう。
品数を気にされるご新郎・ご新婦さまもいらっしゃいますので、
参考までに、デザートまで入れるのであれば、7品ほどあれば良いでしょう。
また、お魚はサーモンではなくヒラメか鯛もしくはオマール海老、お肉料理に関しては、
豚肉ではなく牛フィレ肉もしくは仔羊など、ゲストがメニュー表を見て
「美味しそう!楽しみだなぁ!」と思うものをチョイスしてあげると良いでしょう。
ちなみに、各結婚式場にもよりますが、
例えば、「19000のコースは流石に難しいけれど、15000円のコースをもう少し豪華にしたいなぁ」と
お考えの場合は、ご相談されると「お肉の質を上げてみましょうか」
や「1品手毬(てまり)寿司を追加しましょうか」など、
かなり流動的にご対応くださいますので、是非是非おふたりの担当プランナーにご相談くださいませね!
結婚式で節約しすぎて後悔しないためには!?のまとめ
いかがでしたか?
もちろん、おふたりのご結婚式ですので、お二人のなさりたいように…がベースです。ただし、色々と決めなくてはならない場合、選ぶ基準で大切になってくるのは、やはり『ゲスト目線』ということになります。
お二人もこれまで、ご友人さまがたのご結婚式に招待を受けられたことがあるかもしれません。その時にどのように感じたかなども、もう一度思い出しながら、ご自分たちの結婚式を作り上げていけるときっとゲストの皆さまにもお喜びいただけますよ!
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